パナソニックからLUMIX G99が発売されてしばらく経ちますが、現状のラインナップの中ではどういう立ち位置なのか気になったのでまとめてみました。
自在に操る、意のままに写す。G9 PROの絵作り思想と描写力、機動力を継承するフィールド一眼。(パナソニック公式より)
文面からすると本格的な使用にも耐えうる中級機以上の位置づけのように受け取れます。
性能を見ても、従来のG8からの正統な後継機と考えるのが妥当かなと思います。
では、なぜG9という名前ではないのかですが、ご存知の通りすでにG9というカメラが発売されているからです。
パナソニック製のカメラのラインナップや名付けは混沌としていて説明が長くなるので、機会があればまたブログで取り上げたいと思います。
ちなみに、海外名はG90、G91、G95と国によって名称(型番)が異なっています。
G8からどう進化したのか、上級機G9 PROとの差はどれくらいあるのか、価格的に近いGX7 Mark IIIとはどういう違いがあるのかを以下に書き連ねていきます。
※センサーメーカーは、非公表のため確定情報ではありません。
概ね、G8のアップグレードと考えて良さそうです。
特筆すべき点は、G99では新たに動画面の強化としてGHシリーズが対応しているV-Log Lを標準搭載している点と新機能のライブビューコンポジットでしょうか。
ただし、4K動画撮影時にはセンサーがクロップされてしまい、そのクロップの割合もG8より大きくなってしまいます。
また、V-Log Lに対応するものの4:2:0/8bitでの記録になることは注意が必要です。
余談ではありますが、店頭で実機を触り比べて気になったのは、タッチパネルの反応の差です。
なぜか、G8の方がG99よりも快適に反応していました。
これはG99の反応が悪いのではなく、G8の反応が良すぎるといった方が良さそうです。
というのも、店頭で触ったどのパナソニック機よりも、上級機のG9よりもG8が一番動きが良かったのです。
イメージセンサーが16Mだからなのか、背面モニターの解像度が少し低いためなのか、理由はわかりません。
タッチAFやタッチパッドAFを使うときに枠追従のタイムラグがわかりやすいので、気になる方は試してみてください。
上面
背面
(画像はDigital Camera Size Comparisonより)
見た目はG8より少しサイズアップされ、G9のデザイン思想を取り入れたより無骨なものに仕上がっています。
グリップもG9のように大型化され、G8の指をフィットさせて引っ掛けるような形状から、ガッチリ握り込む形状へ変更され、手が大きな人でも小指が余らないサイズ感になっています。
シャッターボタン後部のボタンが増え、G9のようにそれぞれ特定のパラメーターが調整できるようになりました。
そして、背面には十字キーの周りにコントロールダイヤルが追加され、より上級機のような仕様になっています。
とくに、コントロールダイヤルの追加はうれしいですね。
ただ現時点(2019年6月)では、G8のコストパフォーマンスの高さに目を引かれてしまうのが正直なところでしょうか。
20Mセンサー搭載機が欲しい方やキットレンズのLUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 Ⅱ ASPH. / POWER O.I.S.と併せて欲しい方、G9以降に取り入れられてる絵作りで撮影したい方はG99の方がいいかもしれません。
※センサーメーカーは、非公表のため確定情報ではありません。
上面
背面
(画像はDigital Camera Size Comparisonより)
こうしてみると大きさ、特にグリップの深さにだいぶ違いがありますね。
ただ、G99のグリップも実際持ってみると快適にホールドできます。
操作系を見ても、上位機により近づいた印象。
差分としては、上面パネルや背面のジョイスティック、正面のモードスイッチやファンクションボタンの有無くらいでしょうか。
細かい部分では、シャッターボタン付近のコントロールダイヤル、モード切替ダイヤル、電源スイッチ、再生ボタンの位置が異なっています。
コントロールダイヤルはシャッターボタンと同軸上にあるG99の方が操作しやすそうだなと感じます。
再生ボタンも右手で操作できるG99の方が個人的には好みです。
また、G9よりも優れている部分もあり、単純に下位機種とも言い難いカメラ。
特に、動画を多用するのであればG9よりも選択肢として優勢かもしれません。
4Kまでの解像度は必要なく、フルHDで60Pで撮影するのならAF速度も十分ですし、撮影時間無制限、強力なボディ内手ぶれ補正、もちろんバリアングルモニター、マイクやヘッドフォン端子もあるので、ハイブリッドカメラとしては第一候補になるのではないでしょうか。
静止画カメラとしてもG9ほどの連写性能が必要ないのなら、サイズ面でG99を選択するのはありだと思います。
※センサーメーカーは、非公表のため確定情報ではありません。
一番わかり易いのが実はこの2機種の比較かもしれません。
ボディの形状は違いますが、GX7 Mark IIIから機能追加されたものがG99と考えればよさそうです。
特に、動画面で強化されています。
違いを挙げても、ボディ内手ぶれ補正やバリアングル、外部出入力端子など、動画関連が多く、G99が静止画と動画のハイブリッドカメラのコンセプトで作られたことがよくわかります。
ファインダー(EVF)については、一長一短かなと思います。
見やすさの点では有機ELを採用しているG99の方がいいのですが、GX7 Mark IIIはEVFをチルトさせることができます。
ユーザーの評価を見ると、このチルト式EVFは賛否両論なのですが、上から覗き込んで撮影することができるのでガッチリホールドできるという利点もあるんですよね。
G99との比較だと手ぶれ補正がより強力なので、このメリットは薄れてしまうのですが。
防塵防滴の性能がほしいのなら迷わずG99ですね。
上面
背面
形状が全く違うのでサイズの確認用に。
操作系も異なる部分が多いのですが、大きな違いとしては背面のコントロールダイヤルと露出補正ダイヤル、連写モード切替ダイヤルの有無でしょうか。
よりサクサク設定を変えながら撮るにはG99の方が適しているでしょう。
背面モニターもバリアングルとチルト式という違いがありますが、この評価は好みによりますね。
静止画だけでなく動画も撮りたいという方やアウトドアでいろいろ撮ってみたいという方はG99がいいと思います。
逆に、防塵防滴はなくても構わない方やできるだけ小さく軽いカメラがいい方にはGX7 Mark IIIがおすすめです。
上位機にも遠慮しない機能性を実現したコストパフォーマンスに優れたシリーズですね。
発売して間もないので、前機種のG8や爆安になっているG9の影に隠れてしまっていますが、価格がこなれてきたら人気機種になるかもしれません。
また、キットレンズにLUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 Ⅱ ASPH. / POWER O.I.S.が採用されているので、この1本で大体の撮影をカバーできるのも魅力ですね。
G99の購入を検討する際には、参考になれば幸いです。
LUMIX G99とはどういうカメラなのか
自在に操る、意のままに写す。G9 PROの絵作り思想と描写力、機動力を継承するフィールド一眼。(パナソニック公式より)
文面からすると本格的な使用にも耐えうる中級機以上の位置づけのように受け取れます。
性能を見ても、従来のG8からの正統な後継機と考えるのが妥当かなと思います。
では、なぜG9という名前ではないのかですが、ご存知の通りすでにG9というカメラが発売されているからです。
パナソニック製のカメラのラインナップや名付けは混沌としていて説明が長くなるので、機会があればまたブログで取り上げたいと思います。
ちなみに、海外名はG90、G91、G95と国によって名称(型番)が異なっています。
G8からどう進化したのか、上級機G9 PROとの差はどれくらいあるのか、価格的に近いGX7 Mark IIIとはどういう違いがあるのかを以下に書き連ねていきます。
G8(G80/G81/G85)との比較
仕様比較
※センサーメーカーは、非公表のため確定情報ではありません。
概ね、G8のアップグレードと考えて良さそうです。
特筆すべき点は、G99では新たに動画面の強化としてGHシリーズが対応しているV-Log Lを標準搭載している点と新機能のライブビューコンポジットでしょうか。
ただし、4K動画撮影時にはセンサーがクロップされてしまい、そのクロップの割合もG8より大きくなってしまいます。
また、V-Log Lに対応するものの4:2:0/8bitでの記録になることは注意が必要です。
余談ではありますが、店頭で実機を触り比べて気になったのは、タッチパネルの反応の差です。
なぜか、G8の方がG99よりも快適に反応していました。
これはG99の反応が悪いのではなく、G8の反応が良すぎるといった方が良さそうです。
というのも、店頭で触ったどのパナソニック機よりも、上級機のG9よりもG8が一番動きが良かったのです。
イメージセンサーが16Mだからなのか、背面モニターの解像度が少し低いためなのか、理由はわかりません。
タッチAFやタッチパッドAFを使うときに枠追従のタイムラグがわかりやすいので、気になる方は試してみてください。
外観比較
前面上面
背面
(画像はDigital Camera Size Comparisonより)
見た目はG8より少しサイズアップされ、G9のデザイン思想を取り入れたより無骨なものに仕上がっています。
グリップもG9のように大型化され、G8の指をフィットさせて引っ掛けるような形状から、ガッチリ握り込む形状へ変更され、手が大きな人でも小指が余らないサイズ感になっています。
シャッターボタン後部のボタンが増え、G9のようにそれぞれ特定のパラメーターが調整できるようになりました。
そして、背面には十字キーの周りにコントロールダイヤルが追加され、より上級機のような仕様になっています。
まとめ
G8からより上級機よりの位置づけになったように感じます。とくに、コントロールダイヤルの追加はうれしいですね。
ただ現時点(2019年6月)では、G8のコストパフォーマンスの高さに目を引かれてしまうのが正直なところでしょうか。
20Mセンサー搭載機が欲しい方やキットレンズのLUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 Ⅱ ASPH. / POWER O.I.S.と併せて欲しい方、G9以降に取り入れられてる絵作りで撮影したい方はG99の方がいいかもしれません。
G9 PROとの比較
仕様比較
※センサーメーカーは、非公表のため確定情報ではありません。
さすがにG9は上級機ということもあり全体的に多機能になっていますが、最新機種であるG99が下剋上している部分もあります。
新機能や動画撮影時間の制限なし、新しくなった背面モニター、内蔵フラッシュ、そしてなにより大きさや重さですね。
特に背面モニターは、画素数こそ大きな差ではないものの、見比べてみると見やすさや明るさが実感できます。
他の仕様を見ても、中級機としては十分すぎる機能性だと感じます。
新機能や動画撮影時間の制限なし、新しくなった背面モニター、内蔵フラッシュ、そしてなにより大きさや重さですね。
特に背面モニターは、画素数こそ大きな差ではないものの、見比べてみると見やすさや明るさが実感できます。
他の仕様を見ても、中級機としては十分すぎる機能性だと感じます。
外観比較
前面上面
背面
(画像はDigital Camera Size Comparisonより)
ただ、G99のグリップも実際持ってみると快適にホールドできます。
操作系を見ても、上位機により近づいた印象。
差分としては、上面パネルや背面のジョイスティック、正面のモードスイッチやファンクションボタンの有無くらいでしょうか。
細かい部分では、シャッターボタン付近のコントロールダイヤル、モード切替ダイヤル、電源スイッチ、再生ボタンの位置が異なっています。
コントロールダイヤルはシャッターボタンと同軸上にあるG99の方が操作しやすそうだなと感じます。
再生ボタンも右手で操作できるG99の方が個人的には好みです。
まとめ
G9をベースにG8程度の大きさにするために削れる部分を削っていったような印象も受けます。また、G9よりも優れている部分もあり、単純に下位機種とも言い難いカメラ。
特に、動画を多用するのであればG9よりも選択肢として優勢かもしれません。
4Kまでの解像度は必要なく、フルHDで60Pで撮影するのならAF速度も十分ですし、撮影時間無制限、強力なボディ内手ぶれ補正、もちろんバリアングルモニター、マイクやヘッドフォン端子もあるので、ハイブリッドカメラとしては第一候補になるのではないでしょうか。
静止画カメラとしてもG9ほどの連写性能が必要ないのなら、サイズ面でG99を選択するのはありだと思います。
GX7 Mark III(GX9)との比較
仕様比較
※センサーメーカーは、非公表のため確定情報ではありません。
一番わかり易いのが実はこの2機種の比較かもしれません。
ボディの形状は違いますが、GX7 Mark IIIから機能追加されたものがG99と考えればよさそうです。
特に、動画面で強化されています。
違いを挙げても、ボディ内手ぶれ補正やバリアングル、外部出入力端子など、動画関連が多く、G99が静止画と動画のハイブリッドカメラのコンセプトで作られたことがよくわかります。
ファインダー(EVF)については、一長一短かなと思います。
見やすさの点では有機ELを採用しているG99の方がいいのですが、GX7 Mark IIIはEVFをチルトさせることができます。
ユーザーの評価を見ると、このチルト式EVFは賛否両論なのですが、上から覗き込んで撮影することができるのでガッチリホールドできるという利点もあるんですよね。
G99との比較だと手ぶれ補正がより強力なので、このメリットは薄れてしまうのですが。
防塵防滴の性能がほしいのなら迷わずG99ですね。
外観比較
正面上面
背面
形状が全く違うのでサイズの確認用に。
操作系も異なる部分が多いのですが、大きな違いとしては背面のコントロールダイヤルと露出補正ダイヤル、連写モード切替ダイヤルの有無でしょうか。
よりサクサク設定を変えながら撮るにはG99の方が適しているでしょう。
背面モニターもバリアングルとチルト式という違いがありますが、この評価は好みによりますね。
まとめ
同じセンサーを採用しているので画質は同等だと考えられます。静止画だけでなく動画も撮りたいという方やアウトドアでいろいろ撮ってみたいという方はG99がいいと思います。
逆に、防塵防滴はなくても構わない方やできるだけ小さく軽いカメラがいい方にはGX7 Mark IIIがおすすめです。
総評
改めて、G99は本来のGシリーズに則ったスペックに仕上がってるように感じました。上位機にも遠慮しない機能性を実現したコストパフォーマンスに優れたシリーズですね。
発売して間もないので、前機種のG8や爆安になっているG9の影に隠れてしまっていますが、価格がこなれてきたら人気機種になるかもしれません。
また、キットレンズにLUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 Ⅱ ASPH. / POWER O.I.S.が採用されているので、この1本で大体の撮影をカバーできるのも魅力ですね。
G99の購入を検討する際には、参考になれば幸いです。











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