【メモ】各社のボディ内手ぶれ補正効果をまとめてみた。

マイクロフォーサーズの2社以外からもボディ内手ぶれ補正に対応したミラーレスカメラが増えてきたので、どれくらい補正効果に違いがあるのかまとめてみました。

手ブレ補正効果段数表(2019年4月時点)

ボディのみ
ボディ+レンズ
OM-D E-M1X
5軸
7.0段
80mm(12-40mm F2.8)
7.5段
200mm(12-100mm F4.0)
LUMIX G9 PRO
5軸
6.5段
120mm(12-60mm F2.8-4.0)
6.5段
280mm(14-140mm F3.5-5.6)
OM-D E-M1 Mark II
5軸
5.5段
80mm(12-40mm F2.8)
6.5段
200mm(12-100mm F4.0)
LUMIX S1
LUMIX S1R
5軸
5.5段
50mm(50mm F1.4)
6.0段
200mm(70-200mm F4)
X-H1
5軸
5.5段
53mm(35mm F1.4)
5.5段
※こちらを参照
α7R III
5軸
5.5段
50mm(50mm F1.4)
分担動作
(レンズ側でヨーとピッチ、ボディ側で残りの3軸を補正)
OM-D E-M5 Mark II
PEN-F
5軸
5.0段
100mm(12-50mm F3.5-6.3)
6.0段
600mm(300mm F4.0)
LUMIX GH5
LUMIX G99
LUMIX G8
5軸
5.0段
120mm(12-60mm F3.5-5.6)
5.0段
100〜280mm(14-140mm F3.5-5.6)
Z6 / Z7
5軸
5.0段
70mm(24-70mm f/4)
分担動作
(レンズ側でヨーとピッチ、ボディ側でロールを補正)
α9 / α7 III
5軸
5.0段
50mm(50mm F1.4)
分担動作
(レンズ側でヨーとピッチ、ボディ側で残りの3軸を補正)
α6500
5軸
5.0段
82.5mm(55mm F1.8)
分担動作
(レンズ側でヨーとピッチ、ボディ側で残りの3軸を補正)
α7 II / α7R II / α7S II
5軸
4.5段
55mm(55mm F1.8)
分担動作
(レンズ側でヨーとピッチ、ボディ側で残りの3軸を補正)
LUMIX GX7 Mark III
LUMIX GX7 Mark II
5軸
4.0段
120mm(12-60mm F3.5-5.6)
Dual I.S.に対応
効果段数記載なし
OM-D E-M10 Mark III
OM-D E-M10 Mark II
5軸
4.0段
84mm(14-42mm F3.5-5.6)
非対応
PEN E-PL9
PEN E-PL8
3軸
3.5段
84mm(14-42mm F3.5-5.6)
非対応

※表内に測定時の焦点距離を記載していますが、わかりやすいように35mm判換算で統一しています。

注意点

上の表はメーカーが公表している値をまとめたものです。いくつか注意したい点があるので書いておきます。
  • 全社CIPA規格に則り、ヨー(Yaw)とピッチ(Pitch)の2軸での測定結果であること。
  • ボディ内手ぶれ補正は広角側に有利と言われているが、各社望遠端で測定していること。
  • オリンパス、パナソニック、富士フイルムはボディとレンズで協調して補正する仕組みだが、ソニーとニコンは軸ごとに補正を分担していること。
  • 動画に関してはヨーとピッチ以外の軸での補正も大事になるのであまり参考にならないこと。

5軸手ブレ補正とは

そもそも5軸ってなに?ということで簡単に。

パナソニック公式HPより

X軸:カメラ全体の横方向の動き(ブレ)
Y軸:カメラ全体の縦方向の動き(ブレ)
Yaw(ヨー):Y軸を中心としたときの回転ブレ
Pitch(ピッチ):X軸を中心としたときの回転ブレ
Roll(ロール):Z軸を中心としたときの回転ブレ

文章ではわかりにくいかもしれないので、少し古い動画ですがこちらも。


ついでに、レンズとボディの協調手ぶれ補正のイメージ動画もどうぞ。


まとめ

もっと書きたいことがあったのですが、長くなってしまったのでこのへんで。

やはり、ボディ内5軸手ブレ補正の先駆けであるオリンパスの補正効果はすごいですね。これ以上は地球の自転を考慮しないといけないレベルらしいです。そして、特筆すべきなのはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROについて。実はレンズ手ぶれ補正だけでも5段分も補正効果があるそうです。それもあって、E-M1Xと合わせて7.5段という補正効果が実現できたんですね。

もう一つ触れておきたいのは、LUMIX G9 PROという異端児。今回まとめようと思ったきっかけになった機種でもあります。調べる前までは、どうせE-M1Xが圧倒的な補正効果なんだろうなと思っていたんですが、実はこの2機種、ボディのみの補正効果の差なら0.5段なんですよね。

どちらにしても、センサーサイズが小さい方が可動域が広いこともあって、ボディ内手ぶれ補正には有利なのかもしれませんね。

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